Manjaro KDEでタッチ操作する

普段使いのノートPCのOSには、Manjaro Linuxをインストールしています。
Windowsと異なり、アンチエイリアスもしっかりしてくれるしUIもクール!満足しているのですがひとつだけ欠点が・・・・。
タッチスクリーンがうまく動作しない?
動いていないわけではないのです。タッチスクリーンを使用するときにはスマホライクに動いてほしいのです。スワイプでスクロールとか。
Windowsはスマホライクに動いてくれるのですが、Manjaroは設定なしではタップ動作しかしてくれませんでした。
今回はその設定について説明します。
利用環境
DELL Inspiron 15 7000 Series
Manjaro KDE Lysia 20.0
ArchWikiを調査!
ManjaroはArchLinuxベースです。ArchLinuxユーザのバイブル、ArchWikiをチェックしました。
タッチスクリーン – ArchWiki
less /proc/bus/input/devices
の結果より、”ELAN Touchscreen”というデバイスが/dev/input/event5に割り当てられていることを確認。sudo cat /dev/input/event5
を実行しながら適当にタッチ操作してみると、目視では解読できない生データが出力される。
幸い、ドライバからインストールする必要はなさそうでした。
スワイプをスクロールに設定するには・・?
ArchWikiを読み進めるとToucheggというタッチパネル用のユーティリティツールがあることを知る。
Touchegg – ArchWiki
Touchegg はマルチタッチのジェスチャープログラムです。バックグラウンドで実行することで、ウィンドウマネージャにマルチタッチのサポートを追加します。
これで動くのかはよくわからんが、導入してみよう。
yay -Sy touchegg ... ==> Error: Could not find all required packages: inputproto (Wanted by: touchegg -> geis -> grail)
げげげ。inputprotoの依存関係エラーはどっかで見たことあるが、もうArchパッケージやAURでは公開されていないパッケージのようだ。おそらく。
調査を進めるとToucheggよりもfusumaがいいよ!という情報をRedditで発見。なんとも日本人向けなお名前。気に入った。
Install touchegg to Manjaro
I found fusuma much better than touchegg on ubuntu . But I am not sure if it works on Manjaro. Do give it a try :)
fusumaの導入
AURで公開していた。
yay -Sy ruby-fusuma
ただなんだか間違っている感・・・。
タッチパッドやタッチスクリーンや、もう混乱してきたところでタイムアップ。
参考
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