【連載】Raspberry Pi Zero WHで遊ぼう~OSのインストール【Vol2】

【連載】Raspberry Pi Zero WHで遊ぼう~OSのインストール【Vol2】

前回:【連載】Raspberry Pi Zero WHで遊ぼう~はじめに【Vol1】

さて、きましたVol2。本記事より実際に手を動かしていきますよ。

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microSDにOSをインストール

Raspberry Pi全般に言えることですが、マイコン自体に記憶媒体は搭載されておらず、すべては外付けのmicroSDに記録されます。PCでいうところのHDDやSSDみたいなもんですね。

というわけで、まず最初に空っぽのmicroSDにOSをインストールせねばならないわけです。

1年ほど前にラズパイで遊んだときには、microSDに自前でOSをインストールした記憶があるのですが、最近はRaspberryPi公式のイメージライタがあるようです。その名もRaspberry Pi Imager。

今回はこれを使ってmicroSDにOSインストールしていきたいと思います。

①Raspberry Pi Imagerをセットアップ

まず、以下リンクから対応するOSのものをダウンロードしてください。今回私はWindows10で実施しますのでWindows用を選択します。

Raspberry Pi Imager

ダウンロードしてきたimager.exeをダブルクリック。特に何も聞かれることなくインストール完了しました。キャプチャする暇もなかった。楽。

②Raspberry Pi Imagerを起動

インストールしたRaspberry Pi Imagerを起動すると、こんな感じの画面が表示されます。 “CHOOSE OS”でインストールするOSを選択し、microSDをPCに接続して”CHOOSE SDCARD”で接続したmicroSDを選択すれば、OSイメージを書き込めるわけですね。便利そう。

2020-05-30 (1)
Raspberry Pi Imager

③OSの選択

公式に提供されているOSがここで選べます。自分でネットからダウンロードしてくる必要なし。

キャプチャできていませんが、メニュー下部にはカスタムISOの指定もできるようです。当たり前ですがこの場合は自分で準備する必要があります。

今回は無難にRecommendedなRaspberry Pi OS (32-bit)をチョイス。

2020-05-30 (2)
Raspberry Pi Imager

④microSDをPCと接続

このへんの説明は不要でしょう。microSDリーダーなどでPCに接続したら、以下のように表示されるので選択すればよし。

2020-05-31
Raspberry Pi Imager

⑤書き換え!

OSイメージとmicroSDの選択が完了するとWRITEボタンが有効になりますので、ぽちる。

15分ほどで焼きあがりました。

⑥起動テスト

OSイメージを書いたmicroSDをRaspberry Piに挿入、この他に電源、画面出力用のHDMI、操作用のLogicool Unifying Receiverを接続しました。HDMIはディスプレイと接続されていて、Logicoolレシーバーにはマウスとキーボードをペアリング済みです。

接続図

Raspberry Pi Zero WHには、使用できるUSBポートがひとつしかないため、Logicool Unifying Receiverでキーボードもマウスも接続できるのは便利。持ってない方はUSBハブなど準備すればOKです。

無事起動しました!

2020-05-31-042047_1824x984_scrot
Raspberry PI Zero WH x Raspberry Pi OS (32-bit)起動画面

今日はここまで。次は初期設定と、WifiやSSHのセットアップを説明します。

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